これからケータイ小説を書くにあたって、まずはちょっとケータイ小説作品の、特徴とジャンルについてお勉強してみましょう。
ケータイ小説のすばらしいところは、誰でも、携帯電話さえ持っていれば作品を発表できるということ。
原稿用紙やパソコン画面とにらっめこするのとは、書き方が違うので、文体のスタイルや作品ジャンルも文芸誌に発表されている作品とはけっこう違っています。以下、項目ごとに特徴をまとめてみました。
■文体
携帯電話で文章を読む場合、文字が画面にびっしりと並んでいると読みにくいという傾向があります。そのため、文体も一行が短く、改行が多目で、シンプルなのが特徴。また、表示が横書きであるため、情景描写を少なめにした、歌の歌詞のような詩的な表現で詠みやすさを意識した作品が多いです。
■登場人物
登場人物の特徴として、作者自身と主人公の名前が一緒のケースが多いです。これもケータイ小説のテクニックのひとつです。こうすることで、作者の個人的な体験をメールで友人に語っているような雰囲気になって、読者が共感しやすくなるわけです。
■ジャンル
『恋空』『赤い糸』『もしもキミが』『純愛』。これらすべてケータイ小説のヒット作なのですが、このすべてが私小説風の恋愛ものです。ケータイ小説の読者は、高校生から20代半ばくらいの社会人が中心のため、圧倒的に恋愛ものが人気のようです。やはり自分にとっても身近なテーマだからなのでしょうね。私も含めた書き手の多くも、やはりこのジャンルを書いています。
また、最近ではホラー、ミステリーといった作品も人気がでてきているので、今後はこうしたジャンルも注目です。
もちろん、これは現在の携帯小説の大きな特徴なので、今後、もっともっと新しい表現方法や作品が生まれてくるかもしれません。斬新で、面白い作品を書ければ、別にこれらにあわせる必要などはないのです。とりあえず作品を書く上でのヒントとして、参考にしてみてください☆
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