若者の活字離れのために文芸誌が苦戦しているのに対し、携帯小説は急成長を遂げています。これは活字から離れてしまった若者を読書に呼び戻したという意味でも、大変意義のあることです。そして、それにあわせてケータイ小説作品は次々と出版され、大ベストセラー作品や、映画化までされる作品が多数輩出されています。
つまりケータイ小説は、出版社がもっとも注目しているメディア。そう、チャンスは誰にでも等しくあるのです! みなさんも出版化を目指して、執筆を続けましょう!!
ここでは参考のため、実際に出版され、私個人が面白いと思った作品をいくつか紹介しておきます。研究のためにも、みなさんも読んでみてはどうでしょう?
■「純愛」稲森遥香(スターツ出版)
連載当時から話題になり、累計200万アクセスを記録した恋愛小説。誰かを愛することの美しさに、ただただ感動します。多くの読者を泣かせたのも納得の作品。
■「クリアネス」十和(スターツ出版)
第1回ケータイ小説大賞を受賞した作品。ケータイ小説の中には、赤裸々で過激な内容を含む作品も多く見られますが、こちらもその代表的作品。ヘルス嬢の女子大生とホストの恋物語。一人の女性の心の痛みが、せつせつと伝わってきます。
■「天使がくれたもの」Chaco(スターツ出版)
映画も公開され、続編も発表される予定の話題作。高校生の甘酸っぱい初恋を描いた作品。誰もが体験する淡い恋を、丁寧につづっていて、個人的には共感度ナンバーワンの作品。
■「赤い糸」メイ(ゴマブックス)
こちらも切ない恋愛小説。作者の実体験をもとに書かれているためか、読んでいて心に染みます。上下巻とけっこう長編なので、ゆっくりと時間をかけて読むのがおすすめ。
以上、私おすすめの、出版化されたケータイ小説作品でした。
今のところ、出版されたもののほとんどが恋愛小説なのですが、もっとさまざまなジャンルが出てくると私は期待しています。
みなさんも誰にも真似できない作品を書いて、多くの人に読んでもらえるよう、がんばってくださいね♪
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